MetaTraderでスクリプトを実行するには、以下の手順に従ってください。スクリプトは1回限りの処理を行うプログラムで、例えばチャート上にラインを引く、オブジェクトを削除するなどのタスクに使用されます。
スクリプトの実行方法
- スクリプトの準備:
- スクリプトのコードが書かれたファイル(
YourScriptName.mq5
)をMetaTraderの「スクリプト」フォルダに保存します。フォルダの場所は通常、MQL5\Scripts
です。 - MetaTraderのプラットフォームで、「ファイル」→「データフォルダを開く」→
MQL5
→Scripts
を開いてファイルを保存してください。
- MetaEditorでコンパイル:
- MetaTraderに内蔵されたMetaEditorを開き、保存したスクリプトファイルをコンパイルします。
- MetaTraderのメニューから「ツール」→「MetaQuotes Language Editor」を選択します。
- スクリプトのファイルを開き、エディタ上部の「コンパイル」ボタンをクリックします。エラーがなければ、スクリプトが実行可能になります。
- スクリプトの実行:
- MetaTraderに戻り、ナビゲーターウィンドウ(左側のサイドバー)から「スクリプト」フォルダを展開します。ここにコンパイル済みのスクリプトが表示されるはずです。
- 実行したいスクリプトを右クリックし、「チャートに適用」を選択するか、スクリプトを直接チャートにドラッグ&ドロップします。
- パラメータ設定:
- スクリプトを実行する際にパラメータが必要な場合は、ダイアログボックスが表示されますので、必要な値を入力して「OK」をクリックしてください。
- スクリプトの終了:
- スクリプトが実行を終了すると、チャート上のスクリプトアイコン(四角い小さなアイコン)が消えます。
- 実行方法
- このインジケータを使うには、次の手順でセットアップします:
- 保存:
- このコードをMetaEditorに貼り付け、
.mq5
ファイルとして保存します。ファイル名を「ParallelLines.mq5
」のように分かりやすい名前にしましょう。
- このコードをMetaEditorに貼り付け、
- コンパイル:
- MetaEditorでファイルを開いた状態で、「コンパイル」ボタンをクリックします。エラーがなければ正常にコンパイルされます。
- MetaTraderで適用:
- MetaTraderに戻り、ナビゲーターウィンドウの「インジケータ」フォルダに新しく作成したインジケータが表示されます。
- インジケータをチャートにドラッグ&ドロップして適用し、
distance
やlineCount
のパラメータを設定した後、OK
をクリックするとラインが表示されます。
- 補足
- このインジケータは自動的にラインを再描画するので、リアルタイムの価格に対応します。
- 各ラインの色や幅も、必要に応じて
DrawParallelLines
関数内でカスタマイズ可能です。